ねんがんの リフレシュをてにいれたぞ!
こんにちわこんばんわ。
今の黒魔導士です。
ナイトと黒魔導士を鍛錬すべく、いろんな試行錯誤をする毎日なのですが、黒魔導士のスキル上げをせっせこせっせこと続けているうちに、あることを思い出しました。
「リフレシュ欲しい………」
2002年5月にファイナルファンタジーXIが産声を上げてから現在に至るまで、ナイトという職業にとって、リフレシュという白魔法は切っても切れない関係にあります。
ナイトという職業柄、自力ではこのMPを自己回復する魔法を覚えることができませんが、現在ではジョブ特性として「オートリフレシュ」をLV35で習得することができます。
このオートリフレシュがナイトへ付与されたのは2006年4月のこと。3秒に1MP回復と、その回復度合いは微々たるものに見えますが、当時はこれでも画期的でした。
当時はいわゆる「盾ジョブ」というポジションを「ナイト」と「忍者」が激しく奪い合う、「忍盾全盛期」の真っただ中。
そのころナイトは、高レベルであっても少しでも限りあるMPを稼ごうと、狩場でせっせこせっせこジュースを絞っていたほどでした。
ジュース?
はい、MPが回復する飲み物です。
私も良く絞ってましたっけ。今の調理スキルはほぼ半分以上ジュース絞りで上げていたと思います。だいぶ昔になりますが、過去の日記でジュースを絞っている様を書いていますので、よかったら。
そんな私たちナイトにとって、「リフレシュ」という白魔法は憧れの的だったと言ってもよいでしょう。しかも、当時のレベルキャップ(75)ではサポートジョブで赤魔導士をレベル上げしても習得レベルである41に届かず、ナイトが自らリフレシュを放つ、という光景はまさに「夢物語」だったのです。
嗚呼、何度「ナイトがリフレシュ唱えられたら、どんなに楽しいだろう」って思ったか。
現在、それは夢ではなくなりました。
「ナ/赤」にすれば、リフレシュが、打てる!
2010年9月にキャップが85まで引き上げられた時、残念ながら私は沈没中でした。
でも、実は。
「いつか、私もリフレシュが打てるようになりたいなー」
そう思いながら、40印章BF戦をリンクシェルのみんなでチャレンジした時にドロップした「リフレシュ」を、大事に大事に取っておいて置いていたのです。
いつか、自分が赤魔導士のレベルを上げる日が来たら、このスクロールを使うんだ。
そう決めてから、もう10年以上の月日が経っていました。
そして先日。
ついに赤魔導士がLV41に到達したのです。
10年越しの成就でした。
初めて唱えたリフレシュは、とても甘酸っぱかったです。
なんか、いろんな思い出がよみがえってきちゃって。
今では愛すべきフェイスのみんながガンガン私に唱えてくれるリフレシュ。
でも、自分で唱えるリフレシュは、また格別なものがありました。
今はアンバスケードにハマっています。
2月のアンバスケード装備がとっても黒魔導士にやさしい!(マルクィ装備)
ホールマークが1000超えしたのも初めてです。まだまだ「やさしい」くらいまでしか相手にできないけど、いつかは「ふつう」や1章を狙えるようになりたいですね。
それと、こんなへっぽこな私でも「ダメージカット」とか「着替え」とかを考えるようになりました。
AF119を揃えられたことも大きいのですが、レリック119がいよいよ現実味を増してきたことがあるのかもしれません。
そして、その先にある、大きな目標の存在も。
私にとって一つのゴール。
そして、まず迎えなくてはならない、最初のフィニッシュライン。
「勾玉の輝き」クリアのために、私は歩き続けようと思います。
イロハちゃん、
もうちょっと、もうちょっと待っててね!
15年目の新境地
こんにちわこんばんわ。
黒がとうとうレベルカンストしました。
黒魔道士のレベルをあげよう、そう思った理由はとてもシンプルで、「ミッションをクリアしたいから」でした。
14年もの間、ナイト一筋でやってきた私ですが、ナイトというジョブにはいくつかの大きな弱点があります。その一つが、「複数の敵に対するアプローチ手段に乏しい」ということ。
それこそ「範囲WS」を相手に放つことくらいしかできませんし、その「範囲WS」ですら、ナイトの専売特許ではありません(武器スキルがあればほぼどのジョブでも放てます)。
これはつまり、複数の敵をコントロールする手段に乏しい、ということを意味します。
ましてや、プレイヤースキルが足りない私にとって、
- 複数の敵を相手にして
- かつ、特定のNPCを守りながら敵を撃破する
というタイプのミッションは鬼門中の鬼門です。
事実、私はこのタイプのミッションでことごとくつまずいています。
アドゥリン …… バラモアのゲーム
アトルガン …… 巨人の懐へ
共に5連敗。悔しい~~~!
ええい、じゃあ、黒魔道士を上げちゃお!
こうして私の黒魔道士ライフが始まったのです。
復帰前、私の黒のレベルはわずか35でした。
昔なら、ここから99まで上げるなんて夢のような話でした。でも、今なら非常に現実的。愛すべきファイスたちと、ドラマチックに変わった経験値テーブルとモンスター配置、そして「エミネンス」と「経験値アップ指輪」の存在が、63レベルという壁を超えさせてくれる、そう心の底から思えるのが今のFFXIです。そしてそのことは、これまでコツコツとお話してきたとおりです。
黒のレベル上げを再開したのは年明けすぐのことでした。
そこから暫くデュナミス(裏)→黒レベル上げ→ワークスコール→裏、というローテーションで土日を過ごす毎日。
立ち回りが全く違う戦闘、非常に奥の深いMP管理とヘイトコントロール、そしてシビアにのしかかってくる魔法スキル不足と戦う毎日が楽しくて、楽しくて。
そして本日、91から勢いで99まで到達。その瞬間、私のLVは117になると同時に、全く見える世界が変わりました。
ファイアIIのダメージがさっきまで100台だったのに、それがいきなり1000を超えだしたのです。
ああ、これは楽しい……。
14年。
14年もの間、私はナイトというジョブを愛してきました。今でもその思いは変わりません。
でも、でも。
15年目にして、初めて浮気したくなりそうなジョブができたんです。
この嬉しさったら、もう言葉にしようがありません。
暫くは、黒魔道士の道を追いかけてみようと思います。
まだまだ青二才です。自分の立ち回りがまったくもってひよっこの域を出ていないのは間違いありません。ていうか、魔法スキルが全然たりませぬ……。
でも。
FFXIに、また大きな目標ができました。
いつかかならず、あの憎きモンスターに、印スリプガを華麗に決めてやる!
追伸:
もう一つご報告です。
ラオグリムさんに逢ってきました。
2月の寒空の中、お手合わせ願いました。楽しかったです。
これで旧裏は全てクリア(ボスティン真ボスのみ未討伐)。ヴァラー一式も揃いました。
長い長い「レリック119打ち直しの道」が始まります。
はじめてのデュナミス
こんにちわこんばんわ。
写真は1月1日、2017年が始まった瞬間の、西アドゥリン噴水広場前です。
私が過ごしている鞄鯖(Carbuncleサーバ)は、「サブリメン」「ハイパーバトルサイボーグ」など、ユーザー発信型イベントが盛んなことで知られました。
5年ぶりに戻ってきて初めて迎えた新年。
鞄鯖は、誇るべき伝統を守っていました。それも、14年という長い期間を途切れることなく。
1月1日になった瞬間、噴水広場の夜空を、数え切れないほどの花火が彩ります。
戻ってきてよかった。
そして、その場所が、この愛すべきカーバンクルに守れし舞台で、本当によかった。
私は、心の底からそう繰り返しながら、カバンの中の桜花爛漫を取り出しました。
私の2017年は、こうして始まったのです。
今はミッションの進行を一休みし、他のコンテンツに取り組み始めています。
AFではあるもののやっとILが119になったことで、プレイヤースキルの乏しい私でも挑むことができそうなエンドコンテンツが増えました。というか、「エンドコンテンツ」というものそのものに、私はまったく縁がありませんでした。
私のFF11は、これまでいつも誰かに助けていただいてばかりの人生でした。
LS仲間やリアルフレンドから頂いた御恩はそれこそ「計り知れません」。そのことは、このブログでもたくさん描かせて頂きましたので、つたない文章ですが、よかったらお読みいただければ幸いです。
そんな、ずっと半人前の私にとって、15年目になってやっとメインジョブのレベルをカンストすることができたぐらいに歩みの遅い私にとって、脚を踏み込む機会なんて、絶対に訪れやしないだろう。そうずっと思っていた場所があります。
「裏」です。
ファイナルファンタジーXIにおける「エンドコンテンツ」の象徴とも言うべきフィールドエリア「デュナミス」。
最高レベルが75だった時代に、歴戦の猛者が数十名集まっても壮絶を極める激戦を強いられ、その代償と引き換えに得られる戦利品は「レリック」と呼ばれ、「廃人」という名の勇者にとってふさわしい性能とレアリティを持った垂涎の逸品を得ることのできる、私達ヴァナ・ディールに生を受ける者にとって特別な地でした。
今、私は、その「裏」に立っています。
時代は変わりました。
レベルが99まで開放され、アイテムレベルが導入され、フェイスが導入され、エミネンスポイントによる新しいチュートリアルシステムが確立された現在でも、裏の時間は止まったまま。
気がつけば、サンドリアにある自宅を出てすぐ右にある大きな木の根元を調べるだけで、様々な人間ドラマを産んだあの「裏」に入れるようになっていました*1。
この時代の流れをどう感じるかは、FF11をどう過ごしてきたかで変わるんだと思います。決してポジティブになれない方も多くいらっしゃることでしょう。そのお気持ちは本当によくわかります。MMORPGというゲームにおいて、この時代の流れは宿命みたいなものであると共に、繰り返されてきた輪廻でもありますから。
そして、私は。
初めてモノクロームの、虚ろなる闇に包まれたサンドリアに降り立った瞬間。
泣きました。
やっと私も、この「裏」に立つことができたんだ。
私みたいな半人前が、決して足を踏み入れることなどできないと諦めていた、あの「裏」に。
そして、私を襲ってくる、恐ろしいほどの数を従えた獣人たちを、私は親愛なるフェイスと共にバッタバッタとなぎ倒している。
私は、やっと強くなることができたんだ。
そして私は、ここから、次に進むことができるんだ。
わんわん泣きながらオークちゃんたちを殲滅しまくっていた私の手元には、ある装備品がありました。
ヴァラーガントレ | 防22 HP+16 VIT+5 敵対心+3 シールドバッシュ+10 | Lv72~ |
喉から手が出るほど欲しかった、レリック装束です。
気がつけば、デュナミス・サンドリアのボス5体+真ボスを撃破し、MAX滞在時間である2時間いっぱいまで敵をなぎ倒し続け、十数枚の旧貨幣まで手元に転がり込んでいたのです。
2時間をすぎて自宅前に戻ってきても、私はしばらく呆けていました。
『これが…、裏か……』
見上げると、薄暗かったサンドリアの空は、晴天で真っ青に染まっていました。
これから、私にとって待望の「エンドコンテンツ」の道が始まります。
こんな私でもレリック装束を揃え、さらに打ち直ししてIL119にまでできる道が目の前に姿を表したのです。こんなに嬉しく、楽しみで、そして感慨深いことはありません。
それに、裏だけではありません。すでにアンバスケードやアルビオン・スカーム、それにその他のコンテンツも私の挑戦を手ぐすね引いて待っています。
私の知らないヴァナ・ディールがまだまだたくさんある。
それだけでも、私にとって大きな意味があること。そしてそれが、私がヴァナ・ディールに存在する意味になる。
いつか、このセカイが終わる日が来るまで、私は、
このセカイで、存在し続けてやるんだ。
*1:正しくは、レベルを65にした上でミッション・イベントをこなし、50,000ギルを払う必要があります(デュナミス / FF11辞典)
年越しとアーティファクト打ち直し。
こんにちわこんばんわ。
復帰したのが今年11月1日。
もうすぐ2ヶ月になろうとしています。
2ヶ月で紡いだ私の物語
復帰直前の私は
ナイト78 / 白39
ミッションはサンドのみコンプ、あとは全て手を付けた程度
ペルル装備一式
という状態。85限界突破もしていませんでした。
開始2日目でそのレベルが95まで一気に到達したときには、目を疑いました。
リングの恩恵もありますが、星唄ミッションと並行して進めたことでフェイスを早々に4体呼び出せるようになり、ツェールン奥→コロロカ奥→ダングルフ奥→水呼びの扉奥(トロイマライ水路)で獲物を倒しまくりのGoVクリアしまくりのエミネンス目標達成しまくりで、
気がつけば、特製漬物に必要なアイテムも6セットゲットした状態で95を迎えたのでした。それが2日目深夜。
ものすごく緊張しながら無事1回目で歓喜の雄叫びをあげた最初のマート戦と違い、最後の限界突破戦はタルタルちゃんが「ひぃぃっっ!」っと怯んだまま数分で終了
夢にまで見た99へ到達したのは、わずか3日目の朝のことだったのです(祝日でしたね)。
あ、日付変わった。AF胴がAF109になってるかなー。
復帰した時がちょうど「ウェルカムバックキャンペーン」に重なったことも大きかったのだと思います。星唄ミッションとアドゥリンミッションを怒涛の勢いで進めていき、一休みしたところで一気にジラートとプロマシアをどちらともコンプリート。道中全く危なげなく進めたことで自分が強くなったことを実感したひとときでした。
じゃあ、どれだけ無理をしたか……、といっても、実は平日はほとんどプレイをしていません。
時間が取れないんです。できたとしてもログインポイント稼ぎのためにログインするだけ。休みの日に集中してプレイはしましたけど、それでも数時間がいいところ。それでもここまでこれたのですから、FF11というゲームがどれだけ敷居が下がっているかの、ほんのすこしですけど、目安にはなるんじゃないかと思います。
幾重にも交差するミッションストーリー
先日私も仕事納めをして、今はFF11をずっとプレイしっぱなしです。
星唄ミッションは、わんわん泣きながら進めました。イロハちゃんがもう、切なくて切なくて……。「勾玉の輝き」は『まだその時じゃないな』と思い取って置いてあります。自分が納得できる強さになってから、イロハちゃんと共に挑みたいです。
みなさんのお話だと、流石にナイトソロ+フェイスでは難しそうなので、本気で別ジョブをあげようか迷っています。
アドゥリンもアシェラちゃんにやられてしまって……。カワイイ! バラモアのゲームはまだやってないのですけど、上記と同じ理由です。なんかもったいなくて……。
アトルガンは、まさかのナジャ社長参戦のBFでつまづいています(4戦全敗)。コンプリートまでもうあとちょっとなんですけど、自分の立ち回りが下手な証拠ですね……。修行が足りません。
アルタナはスプリントBFで失敗中(2敗)。このためにサポシーフを上げました(16→30)。年が明けたら再挑戦するつもりです。
そして、いよいよエンドコンテンツへと歩きだす
昨日、ついに完全ソロ+フェイスでワイルドキーパーレイブ「チャッカ」の討伐に成功しました。七支公初討伐です。
20分以上かかりました……。長かった……。
ナイト99/白、トリオン+ゲッショー+アシェラII+コルモル+アプルルUCという布陣で挑み、1回全滅したものの持久戦を制することができました。
後衛厚め+リフレシュ持ち2枚にしたのが功を奏したみたいです。前衛も全て盾ジョブにしたことで、最初は火力が厳しいかな、と思っていましたが、1回沈んだあとの立て直しに成功してからはなんとか安定しました。
これでなんとか「エミネンス目標:チュートリアル応用編」を進めることができた私は勢いで「スカーム(ララ・シルダス・ヨルシア)」をトライ、さらにアンバスケード(とてもやさしい)も成功し、今はついに悲願だった「アーティファクト打ち直し」を始めています。
これを書いてるのはまさに、モニセットちゃんにAF手を預けて打ち直してもらっている最中です。
復帰するまでは「もうこの装備を袖に通すこともないのかなー」とばかり思っていたアーティファクト。それが再び、私の一張羅になる日が来ようとしています。
エミネンスポイントのお陰で、必要なアイテムを揃えられるだけのお金もできました。ついでに、カバン拡張のためのアイテムも。6年ぶりに拡張できたカバンは、ついに限界の80。夢でしかなかったのに……。
これから私は、AF119を着ながら2017年を迎えます。
その先にあるのは、私が「夢」にしか見ていなかった光景です。
その一部はすでに叶えることができました。ウォークオブエコーズ、ヴォイドウォッチ、アビセアクエスト、A・スカーム、アンバスケード、ウォンテッド……そして、歴史に名を馳せたNMの数々。
すでにお手伝いでキングベヒと麒麟は倒すことができました。これからは、一人でどこまでできるかの戦いです。
そして、愛すべき友が戻ってくる日のために、自分を行けるところまで鍛え続けようと思います。
昔はそれを願うことすらできませんでした。
でも、今なら、できます。
それでは、AF109手を取りにジュノへ戻りますね。
皆様も良いお年をお迎えくださいませ。
追記
あけましておめでとうございます。
無事、AF119になりました。
今年もよろしくお願い致します。
覚悟と賛辞は、この胸の中に
改めまして、こんにちはこんばんわはじめまして。アリスと申します。
ファイナルファンタジーXIとのお付き合いは遡ること14年も前、サービス開始3日目から始まりました。プレイを始めてすぐにこの日記をスタートし、一時期はウェブサイトも持っていました。
その後、プライベートや仕事が忙しくなってしまい、泣く泣くプレイの継続を断念します。以後、3回の復帰宣言を経て今回が5年ぶり4回目の復帰です。
なんだか大仁田厚さんみたい。
今もお仕事が忙しいのは変わらないんだけど、FF11が変わってくれたから、私はヴァナディールにいることができています。
それは「IL」と「フェイス」のおかげ、そして、
「ヴァナ・ディールの星唄」のおかげてす。
私は仕事の性格上、どうしてもまとまった時間を前もって準備することが出来ません。平気で土日も潰れるし、それが前日にわかったりします。
そしてそれは、一緒に共にするフレンドに負担をかけてしまう、ということも意味しました。
スタートしてからしばらくは私も若かったので、そうならないように体力で押し切ったり、寝る時間を削ったりすることでカバーできていたんですけど……、人間、無理しちゃダメですね。
結果として、FF11を諦めざるを得ませんでした。
決定打はアビセア乱獲でした。
あのシステムが悪いとはこれっぽっちも思っていないのだけど、少なくとも私のスタイルには合わなかったんです。カンパニエバトルで「これならまだついていけるかな」と思っていた私に取って、残念なからアビセアは住みよい世界ではなかったのでした。
きっかけは、本当にふとしたことでした。
知人からのお願いで、MMORPGをプレイしているところを目の前でその人に見せることになったんです。
この時はまだ復帰の「ふ」の字も考えていなかったので、一番知識のある「FF11」の2週間フリートライアルを使って、全く新しいアカウントを作って5年ぶりのヴァナ・ディールへと足を踏み入れました。
サルタパルタでしばらくマンドラを叩きながらちまちまレベルアップして、『懐かしいなー』と呟きつつウィンダスに戻ってきた次の瞬間、私の目に飛び込んできたのは……、
巨大なクリスタルの前に佇む、
可憐な表情を携えた、
イロハちゃんの姿でした。
私の中で何かが弾けました。
ネットで「星唄」が最後のメジャーアップデートになることを聞き、『フェイス』と『アイテムレベル』の導入で(ニュアンス的には若干ネガティブなトーンで)「『また』全く別のゲームになってしまった」とリアフレから聞いていたことを思い出し、そのリアフレが14年も続けていた課金を辞めているっぽいことを悟り、
そして、
最後のメジャーミッション『ヴァナ・ディールの星唄』が「神シナリオ」で、
経験年数が長ければ長いほど、受ける感慨の深さは『計り知れない』と風のうわさで聞いていたことが、
すべて繋がったのです。
家に帰って、流行る気持ちを抑えてすぐに自分のパソコンへソフト本体をインストールし、スクエニアカウントシステムで垢を復活させ、アドゥリンコードを購入して、
私の本来のアカウント『alice』でログインした時のヴァナディールは、
あの時と全く違う輝きに、満ちていたのでした。
昨日。
星唄ミッションラス前BF戦「ローディング」をクリアしました。
ソロ(ナ/白99+IL117)とフェイス(トリオン+テンゼン+ブリッシュII+アシェラII+アプルル(UC))。チャレンジ2回目での撃破でした。
泣きながらでした。
そこに至るまでのストーリーは、私の涙腺を壊すのに十分すぎるほどの凄みと素晴らしさを携えていました。
もともとゲームが大好きで、特にRPGが大好物で、いちいち物語に感動しては泣いてばかり。
でも、そんなのぜんぜん甘っちょろかった。
ファイナルファンタジーXIほど、人間の死生観に鋭く踏み込み、宗教観を深く刳り、
生きること、
死ぬこと、
人と一緒にいることに大切さを、
誰かのためになることの尊さを、
ここまで描ききった作品に、私は出会ったことがありません。
そして、フェイスとILが、私をここまで導いてくれました。
FF11の真価へと私を導いてくれたのは、間違いなく今のシステムです。アイテムレベル117のエミネンス装備たち(今はアドゥリンの古式防具)と、思い出がたくさん詰まったかけがえのないフェイスのみんなが居なかったら、空にも、海にも、ひんがしの島にも行けなかったし、ジラートやプロマシアミッションを一人だけでコンプリートすることだってできませんでした。
それに、私には出きっこないとばっかり思っていた、夢のまた夢だったレベル99カンストだって、ヴォイドウォッチだって、ワイルドキーパーレイヴだって(まだ勝ててないけど!)、現実のものになったんです。
行けるはずかないと思ってた『裏』だって、もう足を踏み込める手前まで来ているんです。
なんて、なんて、幸せなことなんでしょう。
すべてが叶おうとしている。
そして、その大部分は、たぶん自分でどうにかできそうだ。
やっとこれで、胸を張ってフレンドに『一緒にあそこ行こうよ!』って、誘えるんだ。
私は、
ヴァナ・ディールで、生きていて、
いいんだ。
これから、ほそぼそではありますが、私のヴァナ・ディールについて書いていこうと思います。
時間が許す限りになりますので、これまで以上に不定期になります。申し訳ありません。
それでもよろしかったら。
これからも、よろしくお願いします!